ローガンお裁縫教室

自分好みの布小物制作や古着のリメイクをしてみたい。老眼ですけど。

イプシロン

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今日は花の金曜日。サッサと家に帰りたい気持ちを抑えながら、とりあえず仕事をしているフリが精一杯な夕暮れ時のことでした。最近派遣社員として入社してきた若くて可愛らしい事務員さんが、とても暇そうな私に突然話しかけてきたのです・・・。

「あのー、くちびるがみゅーっとなってるみたいな文字って、何て読むんですか?」

みゅー、ですか? と、繰り返し聞き直す覇気のないオジサンに対し、何度もその愛くるしいくちびるを尖らせながら御説明下さったのですが、ハッキリ言って訳ワカメ。そんな我々の噛み合わない会話に痺れを切らし、御歳の割に小綺麗な格好で頑張っていらっしゃるベテラン事務員さんが助け舟を出してくれたのでしたが・・・。

「だから、こうでしょっ、こう!」

こともあろうに、え?タコですか!? と、見まごうばかりのくちびるを御披露されたのです。その手には、先程お渡した書類をギュっと握りしめて。

ははぁ、黒幕は貴女でしたか。

何度もお手伝い頂いた御恩は決して忘れておりませんから、今更そこに記された文字が読めないからと言ってバカになどしないのに・・・。

もはや読めない文字を私に伝えるより、どちらの方がくちびるで上手く表現出来ているか合戦に趣旨が変わりつつあるお二人。

はぁ・・・もう、ホントに早く帰りたい。