ローガンお裁縫教室

オヤジのオヤジによるオヤジのためのお裁縫教室

目止めの儀

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昨晩、冷蔵庫にて忘れ去られた余生を過ごす残りご飯さん(4日目)の容態が急変、

もとい、急カチコチになりましたので、近くの調理施設へ緊急入鍋されたそうです。

なお、搬送先は残りご飯さん宅の戸棚で待機していたキャセロールっぽい黒の土鍋。

今朝発表された情報によると、カビは生えておらず、デンプンに別状は無いとの事。

搬送先の土鍋について

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クリームシチューやビーフシチュー、ポトフも良いなぁ・・・。

などと、やっぱり土鍋っぽい使い方を想定していなかった土鍋。

でも、触った感じは如何にも土鍋であり、まさに土で出来た鍋。

蓋をする時の、あのジャリっとした音、割れそうな頑丈そうな。

土鍋に限らず、陶器全般を使用する前には・・・

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小麦粉でも片栗粉でも何でも良いのですけど、とにかくデンプン。

要するにノリですね。漢字で書くと糊のほう。ドロドロしたヤツ。

いっとう最初にドロリと煮てあげることで、土の目を埋める寸法。

目止め、と呼ぶらしい。繰り返し、デンプンなら何でもよろしい。

いざ、入鍋。

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そぉーっと入鍋させてあげてください。ジャボンはダーメ!

何故ならば、跳ねた水が伝って鍋底を濡らすと割れるかも?

・・・って、どこかのウェブサイトに書いてあったのです。

どうやら無事に搬送されたみたい。あとは治療を待つのみ。

 

良いドロドロ加減になってきました。

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弱火でじっくり火を通します。強火はNG!なのかどうかは知らないですし、

そりゃまぁ、一気にガァーっと灼熱地獄にしちゃうのも鍛えられそうだけど、

なんとなーく、ゆっくりコトコト煮込んだほうが良さそうな気がしませんか?

と、言うワケで、40分程かけて残りご飯さんを『おじや』へと仕上げます。

このくらいで勘弁してやりましょう。

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急カチコチだった残りご飯さんもすっかりやわらかくなりました。

これならばもう、退鍋しても大丈夫でしょう。めでたしめでたし。

ですが、このまま冷めるまで待って頂き、出ていくのはそれから。

そのあとは土鍋を水洗いし、乾燥させたら目止めの儀は終了です。

味付けは麺つゆの素、もちろん卵を割り入れて。

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冷めるまで指をくわえて待つことは性格的に難しかったので、

食べながらでも良いや!に、なっちまうのは当然であり必然。

麺つゆの素を適当に、卵は一個。残りご飯改めおじやの完成。

冷蔵庫に海苔の佃煮がいました。コレ、絶対合うと思います。

めんどくさい目止めの儀、からの、ムフフな朝食。

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目止めをすれば絶対割れないのだ、とは決して言えませんし、

そもそもどれくらい効果があるのかもサッパリ分かりません。

ですが、コレって昔からずぅーっと行われてきた伝統の儀式。

とりあえずハフハフしつつ、難しいことは後で考えましょう。