ローガンお裁縫教室

自分好みの布小物制作や古着のリメイクをしてみたい。老眼ですけど。

ヴィの巨人たち

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皆様は、"Bon Jovi" というアメリカのロックバンドを御存じでしょうか。

ちなみに、カタカナ表記では ”ボン ジョヴィ” となります。

ぶっちゃけ、私は ”ボン ジョビ” で良いような気もしますが、絶対に "ヴィ" だ!といった具合に、断固として御譲りにならない方も大勢いらっしゃるかもしれません。

しかし、それはあくまで文字として表した時のこだわりであって、いざ実際に発声した際、そんなことはどうでも良くなってしまいます。何故ならば、その人がどんなに素晴らしく正しい「ヴィ」を発音していたとしても、聞き手のほとんどは「ビ」にしか聞こえないでしょうし、このくらいのモンスターバンドにまでなると、仮に「ジョン ボビ」と言い間違えても語呂の勢いで通じる場合が多く、そうなっては最早 「ヴィ」 へのこだわりが何の意味も持たなくなってしまうからなのです。

けれど、これだけは皆様へ申し上げたい。

そういった逆風の中でも「ヴィ」を探究し続ける先人が存在したからこそ、" V " という異国の文字を日本語で表すことが叶ったのです。もし、全ての人間が「ビ」で満足してしまっていたならば、奥様方の大好きな "ルイ ヴィトン" は、"ビトン" のように何だかへばりつく様な言葉となってしまいますし、若者に人気のワンボックスカーである "ヴォクシー" だって、"ボクシー" みたいに風変わりな一人称っぽくなって、相手をドン引きさせる可能性すらあります。

何だか良く分からなくなってきましたが、とにかくそういう事なんです。

我々は、その事実をゆめゆめ忘れてはなりません。